東京歯科大学 口腔インプラント学講座の場合
1983年に東京歯科大学が日本で最初に近代インプラントの概念とその治療法を紹介
【歯科大学教授が明かす ほんとに聞きたい! インプラントの話】より
東京歯科大学 口腔インプラント学講座教授 矢島安朝
角川SSS新書
結論から
安全性と長期安定を前提にしたインプラント治療には、一定のコストが必要です。
価格だけで選ぶと、結果的にやり直しや追加治療が生じ、時間・費用・身体的負担が増えることがあります。
なぜ「適正価格」が存在するのか
日本でオッセオインテグレーションの概念が紹介されたのは1983年。歯科大学などの**教育・研究機関(利益を追求しない組織)**においても、インプラント1本あたり40〜50万円程度の治療費が必要とされています。さらに、歯科麻酔医による静脈内鎮静法を併用する場合、7〜10万円程度が別途かかります。
これは、以下の要素を省かずに行うためです。
安全を削れば価格は下がります。
しかし、削った分のリスクは患者さんが負うことになります。
インプラント治療費の表示方法には統一基準がなく、主に次の3通りがあります。
比較の際は3かどうかを必ず確認してください。
3(人工歯根+支台+人工歯)
※ 骨量が不足しており造骨(骨造成)が必要な場合は、別途費用がかかります。
※ 造骨手術は高度な技術を要し、対応できる歯科医院は限られます。
数字で見る「経験と安全」
国内の歯科医院は約7万件。そのうち、インプラントを診療項目として掲げる医院は約2万件とされています。しかし、年間30本以下の埋入本数に留まる医院が多数で、年間100本以上の埋入を行う医院は全体の3〜4%と言われています。
経験・設備・体制は、治療結果に直結します。価格だけでなく、“どの体制で行われるか”を必ず確認してください。
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